小林圭
名古屋市は8日、児童買春をしたなどとして、20代と30代の男性職員2人を停職の懲戒処分にし、発表した。
市によると、財政局の男性職員(25)は昨年4月、マッチングアプリで知り合った10代の女性にネックレスを渡して市内のホテルで性交したとして、停職6カ月になった。10月に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕され、不起訴(起訴猶予)になったという。
また、会計室の男性職員(30)は昨年8月、自宅で業務用のパソコンを使い、2019年度~22年度の「みなと区民まつり」関連のデータを削除したとして、停職3カ月に。9月に電子計算機損壊等業務妨害の疑いで逮捕された。11月に罰金20万円の略式命令を受け、納付済みだという。
この職員は入庁1年目のころ、港区役所に勤務し、区民祭りの業務で残業したことがあったという。「区民まつりでつらい目にあって、その記憶が急に出てきてデータを消したくなった」と話しているという。(小林圭)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル